Sober Curious
Sober Curious(ソバーキュリアス)18
・最大のピンチ。一難去ってまた一難。
気分転換にいく焼き鳥さん。焼き鳥大好きの私には、至福の時です。いつものように一人、片隅で食べていると、ガラガラとドアが開き。
よく見ると知り合いの二人組。
席もあいていたので隣にすわり楽しい会話で、知人は日本酒を、美味しそうに飲んでいます。見るからに美味しそう。う~ん。飲みたい。
我慢、辛抱、我慢、辛抱。
熱燗が焼き鳥と完全にマッチしている。なるだけ見ないようにしてひたすらノンアルコールビールに走る。
やれやれ、時間もたったので久しぶりにもう、一軒。
カウンターで楽しい時間をすごしていると、ワインでもどうですか?デキャンタされたお客さんの持ち込みの赤ワインがでてきました。
『私は、飲みませんから、大丈夫です。』と言ったものの・・・。
ワインを眺めていると、その香りのいいこと。
う~ん。飲んだらあかん。飲んだら負けや、飲んだら乗るな。など訳わからんこと言いながら、いい香りを嗅ぐ。
赤ワインの豊潤な香り、これは高いワインに違いない。聞いてみるとブルゴーニュだ。
『ちょっとテイスティングしていいですか?』と言っちゃった。
ほんの一舐めしてみると、美味い、たまらなく美味しい。しかし、これはテイステイングだ飲んだらあかん。飲んだら負けや。
『このワイン高かったでしょう。』と言いながら、我慢。辛抱。我慢。負け惜しみや。
酒を今日から飲み始めてもいいのではないか?一年近くよく頑張ったという悪魔の囁きが耳元に流れだし、危うく、ごくごくと飲み始めるところだったのです。
一難去った。
それから、間もなくすると今度は、別のお客さんが、突然来店。
『俺、あしたら転勤なんだ、最後の夜だから美味しいウヰスキーをみなで飲もうよ~っ。』となにやら高そうな箱からブルーレーベルだのグリーンレーベルだの言いだしてウヰスキーのボトル開けた。
グラスにトクトクトクと注がれる。
あ~、あ~、あ~、香りがスゴイ。しかし、我慢、辛抱、我慢。飲みてぇ~。何の為に酒飲まなくなったんだ。おいらは~。
飲んだら負けや。我慢。絶対飲まん。
しかし、次の瞬間、『テイステイングよろしいですか?』そして、一舐めすると、これは、うめぇ~。ごくごく飲みたい。欲しい。
耐えに耐えた夜だった。二度の危機を乗り越えた自分が誇らしい。
テイステイングという技を身に着けた私でした。(笑)
2020.02.21
雨水 土脈潤起(つちのしょううるおいおこる)
土が雨で湿り気を帯びる
太陽の日長変化、光量に関わる暦を感じながら、 春夏秋冬を6つに分け1年を二十四に等分している二十四節季。 それぞれの季節に相応しい名がつけられています。 さらにその二十四節気の各一気(約15日)を約5日ごとに初候、二候、三候と3等分した、 七十二候(しちじゅうにこう)という72の季節があります。 日本の季節ごとの鳥や虫、植物、天候などの様子が72の時候の名前になっており、 細かな季節の移り変わりを感じることができます。 季節は、毎日変化していて感じ取る自分に余裕がないと気が付かず流されてしまいます。 自分を見つめ直す、ひとつの目安として綴っています。