Teori
温故知新 作務衣(さむえ)製作26作
・原色系のたて糸の手織り作務衣を製作
今度の作務衣は、手織りの作務衣です。
生地として、ザックリと織りたい。(あくまでイメージ)
ラフな感じで織ることはできないか?(あくまでイメージ)
そう思い、太い糸で織ってみよう。(安易なひらめき)💡
たて糸の配色をイメージして、整経開始~。
配色といってもただ、自分の好きな色にするだけです。
勝手きまま、自分の好きな自由な色です。 🙂
思いきり行きましょう。 😮
私の作務衣は、約7メートルの33cm位の幅の生地が必要です。
襟まで手織り布でいきます。
襟まで、手織り布を使う為、生地がたくさん必要です。
この場合、単純に8メートル分の糸で整経します。
8メートルの糸でも両端は、織ることができませんので
約7メートルになります。
そして、織り上がった布は、洗濯機で2回洗って、干します。
そうすると少し縮みます。
それで、作務衣1着分完成。
以前、この事を頭に入れず、生地が足りなくなりました。
余る分には困りませんが、足りないのは、お手上げです。
バンザーイ。\(^o^)/。笑いごとではありません。
※後に、布幅も33cmより幅広に織ることに気が付きます。
最初は、何にもわからず突進しておりました。
糸を通してみると、
南米の国旗のような、原色のオンパレード。
最初が、濃いよこ糸で、途中から薄くなり、
最後はまた濃くなっています。
我ながら、よく織りましたなー。
2014.6.13作務衣製作 春・夏・秋・冬用
肩裏は、黄色のキュプラです。
たて糸は、あれだけド派手な原色でも
グレーのよこ糸で色のトーンが、抑えられてぼやけています。
これが、織りの不思議なところで
鮮やかな色にくすんだ色をかぶせると
思ってみない色になります。
織ってみないとわからない時もあります。
たて糸もよこ糸も、どちらも活かすことができる
場合もあるしできない場合もあります。
どちらかしか活きてこない場合もあって、
このバランスは、妙です。
難しいというか奥が深いです。
でもそこが、手織りの良さでしょうか、
手織り布は、誰が織っても個性があり、
ぬくもりがあって、優しい感じがします。
織られた反物にも、表情があり、
服になってもまた、味わいがでてきます。
既成の服にない面白さがあります。
着ている人は、輝いています。 🙂
生地の良さを出すために、
あえて、布の端は、切らずに縫い合わせます。
これも、手織りならではの縫製の始末です。
長い時間をかけて織った布は、
なるだけ、切らずに残したい。大事にしたい。
この作務衣もなるだけ切らずに仕上げています。
手織り服は、ある意味贅沢です。