Teori
温故知新 作務衣(さむえ)製作33作
・綿のカスリ糸で仕上げた手織りの作務衣
6メートルの生地、すべて綿糸での仕上がりです。
たて糸は、いつものように明るい縞です。 🙂
よこ糸は、綿のカスリ糸を二本取りで仕上げております。
パステルカラー調の手織り作務衣とでもいいましょうか?
原色ではない淡い色の作務衣をイメージしました。
春から初夏ですかね。この色合いは?
すべて、糸だけで織るので時間がかかります。
(裂き織りならスイスイ織れるけど・・・。)
極端な縞にならないようにボカシながら
グラデーションをイメージしながら、
糸を変えていきます。
自分のイメージの色を出していくので、
気に入らないところは、中断してやり直すこともあります。
何枚作っても手織りは、難しいです。
簡単ないは、満足いくものができません。
途中で惰性になったり嫌気がさすことも度々です。
地味な単調な作業を繰り返しながら、進めていく。
ただそれだけです。
今度は、今までと違ったパターンをしようと思っても、
同じような雰囲気、色使いになってしまいます。
それが、個性なのかもしれませんが、
なかなか変えることができません。
画家も写真家も同じようなタッチ、同じようなアングル、
最初は、個性ですが、それを超える、進化させたい、
表現はいろいろですが模索していきます。
只今、将棋ブームですが、
私も、気持ちだけは、新手一生(しんていっしょう)です。
将棋棋士の升田幸三は、定跡にとらわれない手を次々に指した。
自分の織りもそうありたいが、いつまで続くものやら、
趣味の世界だから。 😛
でもやる以上は、創意工夫します。
気持ちにおいても、
義務になったら疲れるので、やるなら楽しむ、
思い切り楽しむのが一番です。
楽しむことを念頭に織る事が大事です。
自分らしいことが苦痛になったら本末転倒になります。
襟の紫の生地は、ぬくもり工房 の無地紬 紅藤-ライラックです。
今度は、ポンチョでも作ろうかなー。
こういう姿をみるとポンチョもなかなか
いけるかもしれません。
手織り布は、服のサイズを考えて、織り上げますが
足りなかったら困るので少し長めに織ります、
今回の作務衣、生地の残りはほとんどありませんでした。
無駄がなくて良かったです。
縫製屋さん苦労掛けました。