Teori
温故知新 作務衣(さむえ)製作1~3作
・縫製もできないのに思いつきではじめた作務衣(さむえ)づくり
自分が着てみたい作務衣がない。紺色ばかりの作務衣は、楽しくない。
そんな動機から始まったのです。
好きな生地でスーツのように作れないのだろうか?
そう思った私は、縫製もできないのに自分で作ってみようという衝動から行動を起こしました。 🙂
なんのノウハウもありません。究極のド素人。そもそも石屋さん。今思えば・・・。よくやったもんだ。
倉敷在住の私は、知人を訪ねデニムで有名な児島の縫製工場を紹介してもらい訪問しました。
作務衣を作りたいんですが、作れますか?といきなり社長さんに尋ねたら、
『型』は、お持ちですか?
はあ???『型』? 当然、『型』が必要なんてなんにも知りません。 😯
作務衣なんて簡単にできるのではないかと内心思っていた私は、
何ですか?『型』?
デザイン以前にまず、設計図である『型』が必要です。
作るにしても縫製する職人さんに指示ができないのです。
そうですよね、どんな製品を作るにも設計図があります。
設計図をもとにモノ作りがはじまるのです。
プラモデルと一緒ですよね。
話し込んだ後に作務衣の『型』を作ることになったのですが、『型』を作るためには、
私が所有している作務衣を引っ張りだして、採寸をし、簡単な絵をかきます。
絵をかきながら、少しずつ変更していきます。
そして、袖を短くしよう、丈を伸ばそう、紐の長さ等を具体的に指示します
ポケットは、この位置にする等、具体的に寸法もいれます。
しかしよく見ると、作務衣の襟ひとつを見ても襟の幅、長さ、すべて違うではありませんか?
こんなに作務衣をまじまじと見たのは初めてです。
う~ん。採寸がとても多い。
『型』は、平面で仕上がりますが、着たときは立体になります。
おなか周りやわきの部分などは多少、丸みを帯びた流線形です。
すべて直線ではありません。
型代なるものは、初回、5万円也。
修正のたびにに1万円也。
サンプル、製作、一着、別途1万円也。
※これは、あくまで私の場合です。作務衣の『型』は、ネットで検索しても、
本屋さんで探したり、近くの手芸店などでも十分に手に入ります。
後日、私は、この初期動作が、完全に間違いだった事に気が付きます。
次は、布、そう素材生地です。
形は、決まったけれどどんな生地で作るのか?
とりあえず、近くにお店を構える倉敷 笹沖店にGO。
広幅の生地を買って作った作務衣が写真の3点です。
怖いもの知らずとは、この事でしょう。
1.迷彩柄作務衣、または、和柄ミリタリー。
発想がすごい。こんな作務衣はないに決まっている。もはや作務衣を超えている。
2012.4.14
2.唐草柄作務衣、着眼点は良かったが・・・。江戸時代かな?
2012.5.4
まとめ:いきなり、最初の3枚は、裏地がキュプラで仕上がっています。
スーツと勘違いしていたのでしょうか?
我ながら凄いことしてますね。肌ざわりなど着心地は良かったです。
作務衣の裏地にスーツの裏地とは・・・。
予算は、完全度外視。思ったままに作ります。
知らないと言うことは、何事でもチャレンジできます。
でも、ヤフオクで最後は売れたんですよね。
購入者様、本当にありがとうございました。